保育園生活が始まって最も驚いたこと、それは0歳児保育に月50万円超の経費がかかっていると言う事実であった。それまで、働いて税金を納めているんだからそれなりのサービスを受けるのは当然という意識があったが、自分と夫が払った税額と保育料を保育料をはるかに超える恩恵を受けているのであった。これを知って以来、父母連が参加していた署名活動に対する違和感が決定的なものになった。 一言でいうと、「お金は払うのはいやだがサービスはもっとよこせ」という理不尽な要求だったと思う。この運動に参加を半強制されるのが苦痛で、父母会をやめようと思ったほどであった。父母連が保問協を脱退して、署名が任意になったことには、心底ほっとしている。(ついでに言うと、0歳児のオムツが公費負担というのもどうかと思う。一般納税者が知ったら怒るのではないだろうか。) 二葉の父母の会では、会員にアンケートをとり、園や区に要望だけでなく、「どんなことに感謝しているのか」も聞いて、園長先生に伝えている。私としては、園のおかげで我が子がどれだけ成長したか、周りに親類縁者が皆無の我が家にとって、園がどれだけ支えとなってくれているかを思うと、どんなに感謝してもしつくせない(多少の不満もあるが)。声高に権利を主張する署名運動とは対極にある「感謝」を伝えることで、先生方と暖かい関係が築けたらと願っている。