文部科学省と厚生労働省は1月20日、幼稚園と保育所を一体化した新総合施設について今国会に法案を提出すると発表しました。
法案によると、施設名は「認定こども園(仮称)」とし、2つの要件を満たし、都道府県の定める基準をクリアすれば、「認定こども園」としての認定を受けられるようにするということ。
2つの用件とは、
です。
また、総合施設モデル事業評価委員会において、職員免許は幼稚園教諭と保育士の併有を義務づけないが、0~2歳児は保育士が担当することが望ましいなど、職員配置、施設設備、教育・保育の内容等の評価について中間まとめが行われました。
現在は幼稚園を文部科学省、保育所を厚生労働省が所管。その縦割り行政の弊害が指摘されていることと、少子化で定員割れが進む幼稚園と、保育所の待機児童解消などを狙って両省は新法を制定して、18年度から一体化施設の本格導入を目指します。
一方品川区では、国の動きに先行する形で平成14年に二葉幼稚園に二葉つぼみ保育園を設置し二葉すこやか園を開設、16年に公設民営での「ぷりすくーる西五反田」、17年に大崎保育園に幼児教育施設を併設し、幼保一体化施設の設置を進めています。
さらに今年度品川区議会第4回定例会(11月24日~12月8日)において、区立保育所条例および区立幼稚園条例の一部改正が可決されました。これは前者が『台場保育園を設置する』、後者が『台場幼稚園において、これまで二葉幼稚園で実施してきた預かり保育に加え新たな預かり保育を実施する』というもの。これによって台場幼稚園に保育園機能を加えた『のびっこ園台場』が開設され、0歳から就学前までの一貫した教育カリキュラムで総合的な教育・保育を行うとしています。
台場保育園は、基本時間が7時30分~18時30分、延長保育は19時30分。入園予定数は0~2歳児28人、3歳児15人。保育料については区立保育園と同一基準。18年6月1日に開園の予定です。
また、台場幼稚園については、基本時間は9時~14時(水は12時)。預かり保育時間を保育園開園時間に合わせる。定員は4歳児33人・5歳児34人。保育料は月額八千円、預かり保育については日額で別途加算。
さらに品川区では、この幼保一体化の動きにあわせ、17年度に公立幼稚園の管轄をそれまでの教育委員会から児童保健事業部の保育課に移動しています。